2021年3月号

ゲッサン新人賞結果発表

2021年3月号

入選

『カナコの最果て』
『カナコの最果て』

『カナコの最果て』36P
芥田ぺきみ(21)埼玉県

あらすじ

主人公の幼馴染・安達カナコは陸上の日本代表選手である。5年ぶりにカナコと再会することになる主人公だが彼女にはある“重大な秘密”があった。

編集部より

次のページをめくりたくさせる物語の構成が素晴らしかった。今後はもう少し線を丁寧に描くことを心がけて欲しい。

『村中図書館』
『村中図書館』

『村中図書館』39P
ソラマ(19)京都府

あらすじ

村中みうは祖母の創設した私立図書館の館長を務めている。しかしこの図書館で起こる不思議な出来事が彼女を悩ませていた…

編集部より

まさに独特の世界観を作品から感じた。絵、特に背景をもっと描き込んでみるとさらに良くなるはず!

佳作

『ちょっとだけ抜けちゃう柊さん』
『ちょっとだけ抜けちゃう柊さん』

『ちょっとだけ抜けちゃう柊さん』 12P
うらのりつ(29)神奈川県

あらすじ

同級生の柊さんは、ちょっぴり抜けているらしい。どういうところが抜けているかというと…え!?そこ!?

編集部より

キャラクターがとても魅力的。可愛いキャラを描くのが得意な印象なので今後もっとその長所を極めていって欲しい!

『双子岩』
『双子岩』

『双子岩』 36P
望月衣緒(25)大阪府

あらすじ

村で“巫女様”と呼ばれる双子の女の子。村の人々は彼女たちを崇めるが、彼女たちには誰にも言えない秘密があり…

編集部より

絵と話の雰囲気がとてもマッチしていた。主人公以外のキャラクターももう少し丁寧に描けるようになるといい。

『住めば都よ 出ていかないで』
『住めば都よ 出ていかないで』

『住めば都よ 出ていかないで』 32P
吉野もこ(31)京都府

あらすじ

京都で大学に通う主人公の姉はとても方向音痴。そんな姉が京都に引っ越してくることになり、その引っ越しを手伝うのだが…

編集部より

最近、漫画を描きはじめたとのことで粗い部分はたくさんあるものの光るものを感じた。これから是非たくさん描いて、どんどんレベルアップして欲しい。

奨励賞

『ひとつの紙の夢』
『ひとつの紙の夢』

『ひとつの紙の夢』 44P
田邊かづき(20)大阪府

あらすじ

画家志望の珠子は画商を営む男に出会う。そこから珠子の人生は大きく動き始めることになる…

編集部より

作品にかける熱量を感じた。ただ読みづらい部分が多かったので構成力を身につけて欲しい。

『おもいで文章講座』
『おもいで文章講座』

『おもいで文章講座』 28P
森永少女(21)東京都

あらすじ

「人生で一番つらかったこと」をテーマに文章を書くことになった主人公は一人の親友のことを思い出す。そして彼女への想いを文章に綴るのだが…

編集部より

オリジナリティーがあった。身体の線を丁寧に描けるようになるともっと効果的な見せ方ができるようになるはず。

『脱獄のふたり』
『脱獄のふたり』

『脱獄のふたり』 46P
高村来夏(17)埼玉県

あらすじ

国に革命を起こそうとする男・モードレット。死刑を翌日に控え彼は脱獄を試みるのだが…

編集部より

この年齢なのに“見せ方”を分かっているのがすごい。次のステップとして読みやすいコマ割を勉強すると良い。

総評

 過去イチ!と言っても過言でないほどに大豊作となりました。たくさんのご応募ありがとうございました。今回の受賞作8作品にはもれなく「描き手の熱量」がこもっていました。これは新人賞を受賞するにあたって必須の条件だと思って下さい。上手な漫画が描けることにこしたことはありませんが、技術は努力次第でいくらでも身につきます。なので我々が新人作家さんに求めるものは「面白い漫画が描きたい!!!」という熱い気持ちです。これからご応募頂ける方々の熱い気持ちがこもった原稿、お待ちしております。