たくさんのご応募をいただきありがとうございました！佳作を受賞された参ら木スズさんの作品は、描きたいものを真っ直ぐに描いていることと、卓越したキャラクター描写のセンスに評価が集まりました。将来がとても楽しみです！惜しくも受賞を逃された作品に共通していたのは、原稿が長すぎる、娯楽作品を目指せていない、絵作りが不親切であるなど客観性の欠如でした。描きたいものを描く、というのはとても大切なことで、漫画を描くときの大前提ですらありますが、どんなときでも読者を楽しませるという目標は忘れないようにしてほしいなと思います。客観性を持つことはとても難しいとは思いますが、ネームの段階で何度も何度も読み直してみてください。このときに、初めて読む人にとってこれはわかりやすいだろうか、という視点を大事にしてほしいです。