今回もたくさんのご応募、ありがとうございました。結果は奨励賞1本という非常に厳しいものとなりました。
　今回の審査を通して、基礎的な力不足が感じられる原稿が多く見受けられました。
　さらに、丁寧さに欠ける原稿が少なくなかったことを、大変残念に思います。
　自分で描いてただ満足するのではなく、原稿を人に見せることの重要性、そして商業作家を目指す意義を、再度考え直していただきたいです。そのためには、理想を高く持ってください。
　自分でハードルを設定し、それをクリアしていくのは大変なことですが、どうか、毎回、次の一本をこれまでの最高傑作にする、という意気込みを忘れずに取り組んでいただけたら幸いです。