今回の審査を通して、残念ながら選外となった作品の多くに共通していたことがありました。ページ数が多すぎる点です。可能であれば、20～30ページ程度を意識されるといいと思います。前後はありますが、多くの月刊連載作家の1号分のページ数が大体それくらいです。本賞は、連載を目指していただくための賞なので、1つの話を多くとも30ページ程度で終わらせる肌感覚をぜひ養っていただきたいと思います。連載作家は、1か月で約30ページ分のネームから原稿までをこなします。すごく大変なことですが、それがプロです。ページ数が少なければ、作画にかけられる時間も短縮されますので、短い時間でたくさんの作品にチャレンジできるという利点もあります。ぜひネームの段階でページ数を絞ってから、作画に臨みましょう！